環境への取り組み

ふち杯東京都学生柔道交流戦

趣旨

以下のような、試合機会に恵まれない学生柔道選手に試合の機会をもたらし学生柔道選手の相互の親交を深めることを目的とする。

1) 理科系などの大学柔道部では、実習実験などで十分な練習時間が確保できない。
2) 大学全体が少人数の為、十分な部員数が確保できない。
3) 柔道部が衰退しており部員数が確保できていない。

歴史

*記載の無い年度も大会開催はあったが資料が残っていない為詳細は不明。

1998年
東京都理科系学生柔道対抗戦としてスタートする。
参加:電気通信大学 東京商船大学 東京水産大学 東京農工大学
優勝:電気通信大学
2000年
大会創始者の渕佑介氏への敬意を基に「ふち杯」と呼ばれるようになる。
2010年
参加:電気通信大学 東京海洋大学 首都大学東京 国際基督教大学
優勝 首都大学東京
2011年
参加:電気通信大学 首都大学東京 東京海洋大学 東京外語大学
優勝 東京外語大学 準優勝 首都大学東京
2012年
参加:電気通信大学 首都大学東京 東京海洋大学
優勝 電気通信大学 準優勝 首都大学東京
参加大学資格

1) 柔道推薦の選手を部内に有さない事
2) 東京都内に本拠を置く大学の柔道部である事

参加大学負担

1) 審判員1名以上、審判員は学部3年生以上且つ2段以上である事
2) 大会及び懇親会運営補助員1名以上 
3) 大会運営経費1大学あたり5000円以上

大会運営
日時:
毎年10月の体育の日の前日の日曜日、午前10時集合、10時30分開会とする。
但し、特別な事情がある場合は主管大学の判断で日程を変更できる。
場所:
特別な約束がない限り、電気通信大学柔道場とする。
但し、特別な事情がある場合は主管大学の判断で会場を変更できる。
主管:
特別な約束がない限り、電気通信大学柔道部とする。
但し、主管希望の大学がある場合はその都度、電気通信大学柔道部と協議し主管を他大学が担当する事も出来る。
参加選手の資格

1) 柔道経験2年以内の選手(初心者)
2) 大学入学後2年以内の選手(ジュニア)
3) 女子の選手(女子)
4) 講道館柔道初段に満たない選手(白帯)

切り札選手の特例(切り札)

1) 以下の選手を切り札選手と呼ぶ。
  1-1 入学後2年を超える同大学の学部生
  1-2 学部卒2年以内の同大学の卒業生
  1-3 学年に関わらず柔道2段以上の男子
  1-4 高校時代に都道府県代表経験のある男子
  1-5 高校時代に都道府県規模の大会で決勝(個人団体を問わず)に出場した経験がある男子
2) 切り札選手は1対戦内では試合数を2回以内とする。(3回目の試合は棄権負けとする)
3) 対戦相手大将を負かし勝ち抜いた場合は勝ち残し人数に加算される。
4) 切り札選手は副将または大将以外のオーダーでは出場してはならない。
5) 切り札選手は1名あたり1対戦のみの参加とする。
6) 切り札選手は代表戦に参加できない。

大会方式

1) 5人制の勝ち抜き式団体戦で行う。
2) 1試合の時間は3分で行う。
3) 大学同士の団体単位の組み合わせを「対戦」と呼ぶ。
4) 対戦内で行われる選手1名同士の組み合わせを「試合」と呼ぶ。
5) 国際ルールを基本的に採用する。
6) いわゆる赤畳6秒ルールは採用しない。
7) 会場の広さは主管が毎年決定する。但し最低縦横ともに5.4m以上とする。

組み合わせ

1) 4大学以内の場合は総当たり戦で行う。
第1試合 A対B
第2試合 C対D
第3試合 A対C
第4試合 D対B
第5試合 D対A
第6試合 B対C

2) 5大学の場合は各大学2回試合を行いその結果で順位を確定し上位2大学で決勝を行う。
第1試合 A対B
第2試合 C対D
第3試合 E対A
第4試合 B対C
第5試合 D対E
第6試合 決勝

3) 6大学の場合はAリーグとBリーグに分けて総当り戦を行い。各リーグの上位2チームで決勝を行う。
第1試合 A対B(Aリーグ)
第2試合 A対B(Bリーグ)
第3試合 A対C(Aリーグ)

第4試合 A対C(Bリーグ)
第5試合 B対C(Aリーグ)
第6試合 B対C(Bリーグ)
第7試合 決勝

4) 7大学以上の場合は(2)の5大学の場合と同様に各大学2回対戦を行い、その結果で順位を確定し上位4大学で決勝トーナメントを行う。
5) 10大学以上の参加を想定していないので、その場合は別途取り決めをすること。

オーダーの制限

1) 先鋒は必ず女子又は初心者とする。
2) 予め登録した10名以内の選手からオーダーを組み立てる。切り札選手もこの中に含む。
3) 切り札は副将又は大将のみの出場とする。

勝敗

1) 対戦での勝ちを2点、引き分け1点、負け0点で計算し合計勝ち点の高い大学を勝ちとする。
2) 勝ち点が同じ場合は勝ち残し人数の合計が多い大学を勝ちとする。
3) 勝ち点も勝ち残し人数も同数の場合は、ゴールデンスコア方式で代表戦1人目を行い勝敗を決する。試合時間3分。
4) 1人目の代表戦で引き分けた場合は、2人目、3人目と順次勝敗が付くまで代表戦を続ける。
5) 同一対戦内で同一選手は1回のみ代表になれる。
6) 代表を出せない場合は敗退とする。

男子選手から女子選手に対するハンデ

1) 女子選手の有効以上のポイントは全て一本扱いとする。
2) 男子選手の投げ技のポイントは最大技有りとする。
3) 男子選手から女子選手に対して以下の技を禁止とする。禁止技を施した場合は反則負けとする。
・締め技
・関節技
・巻き込み(乗り込み)の投げ技
・裏投げ、蟹挟み

練習会と懇親会

1) 大会終了後、1時間程度を目安に練習会を行い、相互の技術練磨の機会とする。
2) 練習会終了後、会場または会場近辺で軽食などを取りながら各大学選手及び関係者同士の親交を深める場を設ける事とする。

株式会社エコクラフト

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